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「スーパーロボット大戦COMPACT3」の攻略・その他記録集です。 ネタバレ等については自重しておりませんのでご注意ください。 (画像:スーパーロボット大戦COMPACT3) <リンク集> 公式ページ:- Wikipedia:スーパーロボット大戦COMPACT3 <作品概要> <◆基本情報> 関連ページ:スーパーロボット大戦 No No.30 発売日 2003年7月17日 ハード WSC 定価 5,040円 開発 トーセ 販売 バンプレスト 時系列前後 (No.29)第2次スーパーロボット大戦α(No.30)★スーパーロボット大戦COMPACT3(No.31)スーパーロボット大戦D COMPACTシリーズ ※作品間でストーリーのつながりはなし(1-1)スーパーロボット大戦COMPACT(1-2)スーパーロボット大戦COMPACT for WSC(2・1)スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部地上激動編(2・2)スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部宇宙激震編(2・3)スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部銀河決戦編(3)スーパーロボット大戦IMPACT(4)★スーパーロボット大戦COMPACT3 <◆バンプレストオリジナル/味方サイド> (修羅の脱走兵)フォルカ・アルバーク:主人公。ヤルダバオト→ヤルダバオト(神化) <◆バンプレストオリジナル/敵サイド> ※本作の時点でフルネームが判明しているキャラクターはフォルカのみ(他のキャラクターはOG外伝にて判明)だが、便宜上全キャラクターをフルネームで記載 「修羅」フェルナンド・アルドゥク 「自由戦士」アリオン・ルカダ 「重震」マグナス・アルド アルコ・カトワール:ミザルの部下。「変震」の2つ名を拝領する予定だったが果たせず 「氷槍」メイシス・マルク 「閃光」アルティス・タール 「激震」ミザル・トゥバル 「修羅王」アルカイド・ナアシュ(汎用)ボフリィ (汎用)ハルパス (汎用)フラウス ビレフォール→ビレフォール(神化):フェルナンドの修羅神 アガレス:アリオンの修羅神 アンドラス:マグナスの修羅神 ペイリネス:メイシスの修羅神 マルディクト:アルティスの修羅神 グラシャラボラス:ミザルの修羅神 エクスティム<最終ボス機>→ラハ・エクスティム<最終ボス機>:アルカイドの修羅神 <◆参戦作品> 初出年代 作品名 1970-74年 1972年:マジンガーZ 1974年:グレートマジンガー 1975-79年 1975年:ゲッターロボG 1976年:超電磁ロボ コン・バトラーV 1977年:★合身戦隊メカンダーロボ 1980-84年 1982年:★魔境伝説アクロバンチ 1983年:聖戦士ダンバイン 1985-89年 1985年:機動戦士Ζガンダム 1986年:機動戦士ガンダムΖΖ 1988年:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 1990-94年 (なし) 1995-99年 1996年:★天空のエスカフローネ 1996年:◎真ゲッターロボ(原作漫画版) 1997年:新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 1999年:★ベターマン 2000-04年 (2003年/本作) - バンプレストオリジナル ※年代参考:資料01:SF映像作品リスト ※初出年次順で掲載。★黄色セルは新規参戦。◎は機体のみ参戦。 <(参考)非リスト作品> ※上記リストにはないものの、実質的に参戦している作品 初出年 作品名 備考 1974年 劇場版マジンガーシリーズ 機体のみ登場(◎Z対デビルマン/トロスD7)(◎Z対暗黒大将軍/ダンテ) 1988年 New Story of AURA BATTLER Dunbin 原作再現されたのは本作が初。 <ゲーム情報> 【全話一覧】スーパーロボット大戦COMPACT3シナリオ一覧 【武器データ】(→攻略情報(旧)所収)スーパーロボット大戦COMPACT3 武器データ1 スーパーロボット大戦COMPACT3 武器データ2 スーパーロボット大戦COMPACT3 武器データ3 スーパーロボット大戦COMPACT3 武器データ4 スーパーロボット大戦COMPACT3 武器データ5 スーパーロボット大戦COMPACT3 武器データ6 <攻略記録・その他雑感> coming soon...
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【あらすじ】 神崎ひとみは憧れの先輩・天野進とのファーストキスを賭けた短距離走の最中に見た幻の中に現れた若者バァン・ファーネルに導かれ、異世界ガイアに旅立った。 そして旅の途中、天野によく似た剣士アレン・シェザールに出会い、二人の間で揺れる想いを秘めながら冒険の旅を続けるのだった。 ガイアの支配を企むザイバッハ帝国についていたバァンの兄・フォルケンは、部下ナリアとエリヤの死をきっかけに帝国から離反しアストリア王国へ亡命する。 その一方、アレンから求婚されたこととバァンの戦いの感覚を共有したことで、ひとみは感情を爆発させ地球に帰還してしまう。 天野に告白する前の日の故郷で、親友・内田ゆかりの天野への想いと、自身のバァンへの想いに気づいたひとみは再びガイアへ向かう。 そして、残された時間が少ないことを悟ったフォルケンは、単身ドルンカークに決戦を挑むものの彼と刺し違えてしまう。 その最後を目の当たりにしたひとみの感情に反応し、運命改変装置が作動してしまうのだった。 ザイバッハ帝国首都。 中央に位置する城から、運命改変装置より放たれた絶対幸運圏の光が天へと上昇し、そしてガイア中の空を包んでいく。 その様子を見つめる同盟諸国の兵士たち。 「何だあの光は…」 「帝国の首都方向からだ…」 「まさか…」 「終わりだ…帝国が滅びた…」 城内中枢部。 ひとみ「絶対幸運圏?」 ドルンカーク「そう…運命改変装置の最終的起動による運命改変。全ての人の想いを叶え、絶対なる幸福を作り出す。アトランティス・マシンの真価が今、試されるのだ」 ひとみ「そんな…アトランティスは、それで滅んだんでしょ!?」 永遠の想い 「ザイバッハ軍、退いていきます」 同盟国の1つだったバスラム共和国軍の兵士が、将軍に状況報告をする。 将軍「ふむ。本隊が壊滅した今ザイバッハはもう終わり…この勝利の後が、我が国バスラムにとって大事よのう…前進!! ノルテの方角!!」 バスラム兵「は?」 バスラム将軍「同盟のブタ共も、今の内に叩いておく!!」 一方その頃…。 「デイダラス軍だ!! デイダラスの奇襲だ!!」 「戦の勝ちが見えた途端これか!! 返り討ちにしてくれるわ!!」 「今こそチェザリオ王国が、ガイアの盟主になる絶好の時!! 叩き潰せぇぇ!!」 「浅ましい奴らめ! 我らの力無くして勝利は無かったものを!! …構うことは無い!! 攻め滅ぼせぇぇ!!」 バスラムに続きエグザルディア王国、チェザリオ王国、そしてデイダラス王国…それまで同盟だった国々が、絶対幸運圏の影響でガイアの覇権をめぐり争いを始めてしまった。 「敵襲ー!! 敵襲ー!!」 アストリア兵「バスラム軍が…うわぁっ!!」 バスラム軍は、アストリア軍に狙いを定めた。 襲い来るチェザリオ軍のメレフを、アレンのシェラザードが迎え撃つ。 アレン「くっ…同盟の絆は断ち切れたのか!」 クルゼードのブリッジから外を見下ろすガデス。 ガデス「何やってんだよ…仲間割れしてやがる…!」 リデン「軍曹!! バスラムの浮き船が!!」 ガデス「ぬ!?」 クルゼードの背後に巨大なバスラムの浮き船が出現。 バスラム将軍「アストリアの腰抜け共が!! 叩き落とせ!!」 クルゼードとバスラムの浮き船の間を飛んできた浮き船が、バスラムの浮き船に追突される。 ガデス「高度下げろ!!」 しかし浮き船を振り切れず追突され、船体右側の浮遊石が破損。 キオ「やられた!!」 テオ「岩が吹っ飛んだ!!」 ガデス「地上へ逃げろ!!」 そのままクルゼードは不時着。 エグザルディアのガイメレフとエスカフローネが斬り合う。 バァン「何!?」 バァンの眼下でチェザリオ兵がバスラム兵に倒されている。 バァン「俺たちの敵は、ザイバッハじゃないか!! …やめろぉぉぉ!!」 ペンダントが揺れる。 ひとみ「何、これ…!」 ~城内中枢部~ ひとみ「どうして味方同士が戦ってるの!?」 ドルンカーク「人の想いがそうさせている」 ひとみ「え?」 ~戦場~ ザイバッハ残党のアルセイデスが、バスラムのメレフに倒される。 バスラム兵「残党狩りなど造作も無ぇや……!?」 噴煙を裂いて現れた赤いガイメレフ…ディランドゥのオレアデスがそのメレフを、そして近くにいたガイメレフをも破壊。 バスラム兵「おあぁぁぁぁっ!!」 クリーマの爪で相手メレフを串刺しにしたまま、左腕を高く掲げる。 ディランドゥ「フフフ…僕の戦はまだ終わっちゃいないんだよ、バァン!!」 ~城内中枢部~ ドルンカーク「想いを叶えるこの絶対幸運圏が争いをより巨大にした。人は戦う運命からは逃れられぬか…人は戦いを求めているのか…」 ひとみ「そんな…」 ~戦場~ バスラムのメレフを撃破するジャジュカのオレアデス。 ジャジュカ「ディランドゥ様を見失ってしまったか…!」 ~回想~ 魔導士「ジャジュカ。貴様にまた子供の世話を任せる。我らの実験のことは、内密に…」 部屋の隅で、少女が泣いている。 運命改変の実験台としてザイバッハにさらわれた、アレンの妹セレナ。 セレナ「一人にしないで…お家に帰して……」 ジャジュカが食事を持って来た。 ジャジュカ「少しは食べろ。お前に死なれると困る」 セレナ「…」 ジャジュカ「可哀想に…髪を切られたのか」 セレナ「…?」 ~戦場~ ジャジュカ「早く探さねば…!」 オレアデスが飛行形態に変形して飛び去っていく。 ~城内中枢部~ ひとみ「お願いです。あの機械を止めて! 戦いをやめさせて!!」 ドルンカーク「無駄だ。動き出した運命は誰にも止められはしない」 戦場の空を暗雲が覆いだし、稲妻が走る。 ドルンカーク「滅びが人の運命ならば、受け入れる他あるまい」 エスカフローネはバスラムのメレフと戦っていた。 バァン「くそぉ……!?」 バスラムのメレフが、クリーマの爪に背後から刺し貫かれる。 更に、爪は周囲の兵士をもなぎ倒す。 バスラム兵「うわぁっ!!」 爪が引っ込んでいき、、メレフが崩れ落ちる。 その背後にはディランドゥのオレアデスが。 バァン「赤いガイメレフ…」 ディランドゥ「フフフ…やっと見つけた…随分探したよ、バァン!!」 射出された無数のクリーマの爪を切り払うエスカフローネ。 その一部は、同時にチェザリオのメレフを刺し貫く。 バァン「くっ…ディランドゥ!!」 ディランドゥ「いくよぉ!!」 剣状に収束された爪を受け止める。 ディランドゥ「いいねぇ!」 オレアデスの繰り出す突きに対し、エスカフローネは真っ向から斬りかかる。 剣がオレアデスの右腕に食い込み、そのまま斬り捨てる。 ディランドゥ「!!」 更に右足をも斬られ、ダウンするオレアデス。 ディランドゥ「!!」 残った左腕からクリーマの爪を射出。 エスカフローネはそれを切り払って左腕を斬り捨てる。 バァン「たぁぁぁぁぁぁ!!」 大上段に剣を掲げる。 ディランドゥ「…!」 戦意を失いかけているディランドゥ。 エスカフローネが剣を振り下ろしたその時、両者の間に割って入ったジャジュカのオレアデスが身代わりとなって攻撃を受ける。 バァン「!?」 ジャジュカ機の左肩部から流体金属が噴き出す。 ディランドゥ「ジャジュカ!!」 ジャジュカ「ディランドゥ様、お逃げ下さい!!」 セレナとの思い出が、ジャジュカの脳裏に蘇る。 ジャジュカ「もう良いのです! セレナに戻っても! あの優しきセレナに!!」 青い炎を噴き上げ、崩れ落ちるジャジュカ機。 ディランドゥ「ジャジュカ…!」 ジャジュカ(回想)「怖がることは無い。私の名はジャジュカ」 封じられていた記憶が蘇ろうとしている。 ディランドゥ「何だ…」 ~回想~ ジャジュカがザイバッハ兵から暴行を受けている。 セレナも魔導士に取り押さえられている。 ザイバッハ兵「獣人の分際で!!」 セレナ「ジャジュカぁぁぁ!!」 ジャジュカ「やめろぉぉぉ!! その子を連れて行くな!! セレナぁぁぁ!!」 ディランドゥの瞳孔が赤と青に入れ替わりを繰り返す。 ディランドゥ「ジャジュカ…一人に…しないで…」 髪の色も銀からブロンドに変わり、元のセレナに戻りつつある。 バァン「とどめぇぇぇ!!!」 剣を正面に構え、突撃するエスカフローネ。 その時…。 ひとみ「ダメぇぇぇ!!」 ペンダントが揺れ、バァンの脳裏にひとみの声が。 バァン「何!?」 上空から降りてきたシェラザードが、エスカフローネの剣を受け止める。 バァン「アレン…」 アレン「やめろバァン!! 剣を引け!!」 バァン「そいつは戦いに魅入られた男! 奴を殺し、ガイアの禍根を絶つ!!」 アレン「違う!! ディランドゥを一人斬り捨てたところで、人の憎しみは終わりはしない!!」 バァン「何ぃぃぃ!? 」 後退するシェラザード。エスカフローネの剣は虚しく空を切る。 バァン「お前に国を滅ぼされた、俺の悲しみが分かるものか!!」 アレン「私が相手になる!」 バァン「!?」 アレン「ディランドゥは私の妹だ!!」 斬りかかるエスカフローネ。しかし、止められてしまう。 バァン「く…アレン、気でもふれたか!!」 アレン「あやつの罪は私の罪! 例えザイバッハの魔術に操られていたとしても、遠慮はいらん!! 私を斬れ!!」 バァン「…」 アレン「いざ勝負、バァン・ファーネル!!」 バァン「はぁっ!!」 切り払う。 アレン「天空の騎士アレン・シェザール、力の限りお相手致そう!!」 シェラザードは自身の剣を空中に放り投げ、そしてキャッチしてエスカフローネと切り結ぶ。 ガデス「…!? シェラザードとエスカフローネ!」 リデン「…お頭と王様が!」 ガデス「ありゃマジだな…どちらか死ぬまで、終わりそうもねぇ…」 リデン「軍曹…!」 2人の戦いを見つめるひとみ。 ひとみ「どうして、バァンとアレンさんが…」 ドルンカーク「これが彼らの想い」 ひとみ「そんな…やめてバァン!!」 互角に渡り合う両者。 アレン「驚くほど腕を上げている。嬉しいよバァン!!」 バァン「くっ!!」 シェラザードの繰り出した突きに対し、その剣にエスカフローネは自身の剣を滑らせ、そして弾く。 バァン「ここまでガイメレフを操れるとは!」 シェラザードに押され、そして押し返すエスカフローネ。 バァン「強い! 流石はアレン!」 斬り合いは尚も続く。 アレン「これほどの使い手になろうとは! バルガス殿を思い出させる!!」 バァン「この男、倒したい!!」 ドルンカーク「何と楽しげな若者たち…この絶対幸運圏の中、二人の想いは叶ったのか…」 オレアデスを降り、ヘッドギアを外して戦いを見つめるディランドゥ=セレナ。 次第に若き日のアレンの姿が脳裏に浮かぶ。 若き日のアレン「セレナ!」 セレナ「お兄様…」 戦いを止めようと歩き出すセレナ。 両者が振りかぶった剣がぶつかり合う。 シェラザードが剣を弾いて踏み込んだその時…。 セレナ「お兄様ぁぁっ!!」 叫び声に気づいたアレン。 セレナ「お兄様ぁっ!!」 アレン「セレナ!」 隙をついてエスカフローネが斬りかかる。 バァン「アレェェェン!!」 振り返るアレン。 ペンダントが揺れる。 ひとみ「ダメぇぇぇぇぇ!!」 そして勝敗は決した。 静止した両者。 エスカフローネの剣がシェラザードの顔面にめり込んでいた。 ひとみ「やめてバァン…!」 バァン「…」 ひとみ「戦っちゃダメ…」 バァン「何!? …ひとみ!?」 暗闇の中、ひとみがバァンの右腕を掴んでいた。 ひとみ「ドルンカークの機械のせいなの」 バァン「ドルンカーク!?」 ひとみ「悪い運命が止まらない…このままじゃ、ガイアもアトランティスみたいになっちゃう」 バァン「…だからアレンとの決着をつけ、ドルンカークを倒す!」 ひとみ「違う! バァンは戦うことなんてないの!」 バァン「俺がこの戦いを終わらせる! 兄上の敵を討ち、お前を助け出して…」 ひとみ「違うの! その想いが、戦いを呼びこんじゃうの!!」 バァン「俺はお前を守るために戦っている!」 ひとみ「誰もそんなこと頼んでない!! 戦っちゃダメ!! アレンさんと戦うことなんてないのよ!!」 バァン「俺はアレンのことが心配なだけなんだ!」 ひとみ「違う! 私の言うことが何で分からないの!? こんなにバァンのこと心配してるのに、こんなにバァンのこと想ってるのに、どうして分かってくれないの…」 「大丈夫…」 背後に現れたのはフォルケン。 フォルケン「君が信じていれば…」 ひとみ「フォルケンさん…」 二人は断崖の上にいる。 フォルケン「人の想いは、時に天空をも動かす。しかし、その想いと想いが重なる時、大きなわだかまりが生まれる。それを消し去ることができれば、人は変われる…」 ひとみ「わだかまり…想いが重なる…」 フォルケンと共に断崖が消え去った後、辺りは再び暗闇に。 ひとみ「私の想いが、バァンを縛り付けてる…」 周りをロープに囲まれていたひとみ。 掌の上のペンダントを見つめながら…。 ひとみ「本当にバァンを想うって…信じるって…私は…」 目の前のバァンは、時が止まったように動かない。 その時、ペンダントが揺れ、ロープが断ち切られていく。 ひとみ「私は、バァンのこと好きだから…ほんとに好きだから…」 草原に立つひとみ。 ひとみ「草原の香り、バァンの香り……バァンのこと、好きだから…」 バァン「ひとみ…」 ひとみ「ごめんね。分かってないの、私の方だった…」 そして戦場。 シェラザードが後ろのめりに倒れ、アレンが操演宮から降りる。 アレン「セレナァァァァァ!!」 バァン「?」 アレン「セレナ!」 セレナ「お兄様…」 その場に崩れ落ちるように倒れるセレナをアレンが抱きとめる。 アレン「セレナ! 私が分かるのか?」 セレナ「お兄様…会いたかった…」 アレン「セレナ…よく戻ってきてくれた…もうお前を一人にはしない…」 バァン「セレナ…アレンの妹?」 立ち上がるアレンとセレナ。 アレン「バァン、ひとみの声が聞こえた…ひとみが待っている」 バァン「…ああ」 エスカフローネを飛竜に変形させ、バァンはドルンカークのもとを目指して飛び立つ。 アレン「バァン…」 セレナ「白い…白い竜が…」 ガデス「隊長~!!」 ガデス以下クルゼード隊が一斉に二人に駆け寄る。 ~ザイバッハの城~ ドルンカーク「遂に最後の時が…錬金術で黄金が生み出せなかったように、運命も操ることはできなかった…」 ひとみ「諦めたの?」 ドルンカーク「?」 ひとみ「私は信じてる。決められた運命なんかないって」 城に肉迫するバァン。 バァン「荒ぶる心が竜を呼ぶ…憎しみと恐怖が、争いを生む…」 ドラグ・エナジストが輝き、エスカフローネが暴れだす。 バァン「エスカフローネ!!」 彼の脳裏にひとみが浮かぶ。 バァン「! ひとみ……ひとみぃぃぃぃぃ!!!」 絶叫と共に背中の羽根を広げ、同時に上着が破れて半裸になったバァンはエスカフローネから離れて飛び立つ。 その時散った羽根が、地上で戦っている兵士たちのもとに舞い落ちていく。 チェザリオ兵「竜が…白い竜が、飛んでいく…」 持っていた槍を捨てる。 バァン「…あれか!」 ひとみの幻に導かれるまま城に近づき、そして光の柱に飛び込む。 そのエネルギーの流れに押されながらも、バァンはひとみを探して飛び続ける。 バァン「ひとみぃぃぃぃぃぃ!!!」 ひとみ「バァン!! …バァンが来る…迎えに来てくれる…」 ドルンカーク「バカな…一たび動き始めたアトランティス・マシンは…」 ひとみ「バァン!!」 バァンがマシンの一部を壊して侵入し、ひとみを抱いて上昇する。 ドルンカーク「惹かれ合う二人の想いが、彼らの想いが、争う定めを背負わされた人の想いを凌駕したのか…しかし移ろいやすい人の心が織りなすその一瞬が、永遠となり得るのだろうか…」 ドルンカークが消滅し、運命改変装置も停止する。 光の柱が消え、雲間から光が差し込む。 争いは鎮まり、各国の兵士たち、アデルフォス、アレンとセレナ、そしてガデスたちは空を見上げていた。 アレン「ひとみ…」 全てが終わり幾ばくかの日が流れた。 鎌倉北高校最寄りの駅で電車を待ちながら語らう女生徒たち。 「彼あたしに気があるのかな~なんてね~」 「え~? それ自信過剰ってヤツじゃない?」 「うふふ…」 「も~、ナオのイジワル。占ってもらえば? タクヤくんがサチコに気があるかどうか」 「え~」 「あ、神崎せんぱーい。占い得意なんですよね。恋占いして頂けませんか?」 電車を待つひとみ。 ひとみ「やめちゃったの占い。ごめんね」 話は遡り、ファーネリア王国。 街の人々は都市の復興に勤しんでいた。 メルル「お食事持ってきました!」 大工「おう! ありがとよ!」 森の中。ファーネリア先王にしてバァンの父・ゴオウの墓前にて…。 バァン「兄上。やっと帰ってきたよ。俺たちの故郷ファーネリアに。どうか、ここから国の行く末を見守っていてくれ…」 ひとみ「随分昔のような気がする。あたしが初めてこのファーネリアに来たのも…これからどうするの?」 バァン「みんなの想いが、ガイアを創っていくんだ」 立て膝の状態で静かに佇むエスカフローネ。 バァンはそれを見つめた後、膝の上に乗って左胸の宝石からドラグ・エナジストを外して封印し、飛び降りる。 バァン「ありがとう。エスカフローネ…」 ひとみ「…? バァン…」 バァン「エスカフローネは眠っていた方がいいんだ。あいつに頼らないファーネリアが、ガイアが、兄上の想いなんだ。俺は、その世界を見てみたい」 ひとみ「あたしもバァンと見たい。ダメかなぁ? あたし、このガイアが、ファーネリアが好き」 バァン「構わないさ。ひとみがそうしたいのなら」 ひとみ「え?」 バァン「でも、俺たちはいつでも会えるだろう? 想いが通じていれば」 ひとみ「バァン…」 瞳から涙がこぼれる。 ひとみ「これ…持っててね。バァン」 ペンダントを差し出してバァンに渡す。 そして、バァンはひとみを抱きしめる。 ひとみ「あたし忘れないから…」 抱き返す。 ひとみ「おばあちゃんになっても…絶対に、忘れないから…」 ゴオウ、ヴァリエ、フレイド、マレーネ、フォルケン、ナリア、エリヤ、そしてバルガスの魂もそれを見つめていた。 天使たちの幻が二人を取り巻き、バァンがドラグ・エナジストを上空にかざす。 光の柱に包まれ上昇するひとみ。 ひとみ「あたし、忘れないから…」 バァン「ひとみ…」 人々は森から伸びる光を見ていた。 メルル「ひとみ~!!」 アレンとセレナも、ガデスたちも。 ミラーナ「さよなら、ひとみ…」 ミラーナに寄り添うエリーズ。 ドライデンも、シド王子とフレイドの民たちも。その光を見届けていた。 モグラ男「さいなら~娘さん!」 光は幻の月=地球に繋がっていた。 ~鎌倉~ 「ゆかり先輩いいよね~」 「そうそう! 天野先輩とものすごくお似合い! 運命の相手って感じだよね~」 ひとみ「…!?」 消波ブロックの上、翼を広げて佇むバァンの姿が見えた。 彼はひとみにそっと微笑みかける。 ひとみ「バァン…あたし、元気だよ」 バァンの姿は消えていた。 空には月に寄り添うようにガイアが映っている。 舞い落ちる一枚の羽根。 終
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【作品名】天空のエスカフローネ 【曲名】約束はいらない 【歌手】坂本真綾 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【詳細】天空のエスカフローネ OP曲(フルサイズ)のPV 【作品名】天空のエスカフローネ 【曲名】ともだち 【歌手】坂本真綾 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥400 □■iTMS■□ 【詳細】天空のエスカフローネ 挿入歌(フルサイズ)のPV
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劇場版 天空のエスカフローネ ●6点 キャラは同じだけどTVとはつながりのないオリジナルストーリー。 絵は更に綺麗になったが、誰にも感情移入できないまま終った。
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オープニング 「約束はいらない」 作詞:岩里祐穂 作曲・編曲:菅野よう子 歌:坂本真綾 2chのアニソンランキング 59位(2007年12月版)、88位(2008年05月版) 月刊アニメージュ年間グランプリ(アニメソング部門) 6位(第19回) VIPPERが選ぶアニソンベスト100+α 16位(第1回) エンディング 「MYSTIC EYES」 作詞・作曲:和田弘樹 編曲:和田弘樹・本間昭光 歌:和田弘樹 挿入歌 イメージソング・キャラクターソング 関連作品 エスカフローネ (2000) 投票用テンプレ 約束はいらない(天空のエスカフローネ/OP/坂本真綾/1996) OP…オープニング曲、ED…エンディング曲、IN…挿入曲、TM…主題曲 IM…イメージソング・キャラクターソング
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スーパーロボット大戦COMPACT3 【すーぱーろぼっとたいせん こんぱくとすりー】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 ワンダースワンカラー(スワンクリスタル対応) メディア 64MbitROMカートリッジ 発売元 バンプレスト 開発元 トーセ 発売日 2003年7月17日 価格 4,800円 レーティング CERO 全年齢対象 判定 なし ポイント 難易度大幅低下異世界転移しまくり主人公無双15000本限定生産品 スーパーロボット大戦関連作品リンク 概要 特徴 評価点 問題点 オリジナル 版権 システム 総評 その後の展開 余談 概要 ワンダースワン系統で展開されていた『COMPACTシリーズ』の第5作目にして最終作。 初参戦作品は『合身戦隊メカンダーロボ』『魔境伝説アクロバンチ』『天空のエスカフローネ』『ベターマン』の四作品と、非メジャー級の異色な作品が選ばれている。 また今まで隠し要素として一部機体・妖精のみ参戦していた『New Story of Aura Battler DUNBINE(聖戦士ダンバインOVA)』が本格的にシナリオに絡んでくる。 + 参戦作品一覧 ★マークは新規参戦作品。 マジンガーZ グレートマジンガー 機動戦士Ζガンダム 機動戦士ガンダムΖΖ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 新機動戦機ガンダムW Endless Waltz ゲッターロボG 真ゲッターロボ(原作漫画版) 超電磁ロボ コン・バトラーV ★合身戦隊メカンダーロボ ★魔境伝説アクロバンチ 聖戦士ダンバイン ★天空のエスカフローネ ★ベターマン バンプレストオリジナル 特徴 本作のオリジナル組織である「修羅」は『北斗の拳』をモチーフとしている。そのせいかは分からないがキャラ人気自体は悪くない。また、北斗七星が名前の由来となっているキャラもいる。 + 詳細。北斗の拳・本作両方のネタバレ注意 大ボスを務めるアルカイドは黒髪(*1)で茶色い肌の巨漢であるところや「うぬ」という二人称や豪快な技が多い事、そして「最後に立ちはだかる敵勢力の首魁」という立ち位置より元ネタは間違いなくラオウ。 アルティスはアルカイドにひけをとらない強さをもつが、白髪で病気持ちという設定がトキと同じ。そして最後には…。 アルティスの義弟で主人公のフォルカは最初は無口で碌にコミュニケーションもとれなかったが、様々なキャラと絡んで友情を育み強くなっていき、ついには最強といっていい強さに辿り着いたあたりはまさにケンシロウ。 フォルカと共に修行したフェルナンドは、カラーリングや立ち位置からレイと推測される。 ミザルは軍師を名乗っているが、どうにも軍師としてはお粗末で、カラーリングこそユダを連想させる赤だがファンからは「海のリハクのようだ」と揶揄される。 実力はあるが自由を愛するが故に地位を捨てたアリオンは、その飄々とした立ち振る舞いも含めて雲のジュウザの設定とほぼ同じ。 とどめとばかりにマグナスはその見た目と「俺様の体が拳法殺しと言われているのを忘れたか~!」という台詞からどう見てもハート様である。しかし、ハート様と違って温和なところなど欠片も無く、性格はどちらかというと同じデブキャラであるギョウコに近い。 COMPACTシリーズではお馴染みだったパーソナルデータテーブルシステム(*2)が廃止された。 戦闘で獲得したPPをインターミッションで消費してパイロットを養成できるようになった。 これに伴い、獲得PPを増加させる精神コマンド「修行」「伝授」が追加された。前者は自分が対象、後者は任意の味方1人が対象。ネーミングのセンスは「修羅」のノリに合わせたものだろうか? スパロボとしては久しぶりに宇宙マップが一切存在しない。天空のエスカフローネ参戦の影響だろうか。 評価点 パイロットも機体もカットインが豊富。リアルはすべてのパイロット、スーパーには機体に、エスカフローネとベターマンは機体とパイロット共にカットインが用意されている(同時期に発売された『D』はギュネイなど脇役のカットインが無い)。 カットインイラストもサイドアップ・テールのルーなどマイナーな選択。 それまでのシリーズで使用した事のあるアニメでも、登場しなかったパイロット・機体が多い(『ダンバイン』を例に挙げるとトカマク、ゼラーナ、ドロなど)。 携帯機および版権キャラで初めて「乳揺れ」を採用(二人おり、どちらも『ベターマン』のキャラ)。動きのあるカットインは当時のGBA版スパロボでは未実装だった。 COMPACTシリーズのBGMには良曲が多いが、本作も例外ではない。音源の違いもあり、こちらもGBAスパロボ以上の評価を受けている。 版権作品側はかなりコアなBGMがチョイスされている。後の作品でもチョイスされるようになった曲も多いが、先見の明があると言えるだろう。もちろん「約束はいらない」(『エスカフローネ』)や「夢の狩人」(『アクロバンチ』)、「鎮-requiem」(『ベターマン』)など人気の高い主題歌もしっかり採用されている。 サンプルボイスが豊富に使われており、『マジンガーZ』のBGM「Zのテーマ」では「ゼェェット!」の叫び、『メカンダーロボ』のBGM「トライアタック!メカンダーロボ」には「トライアタック!」の叫び等が入っている。 オリジナルBGMも主人公フォルカのテーマ、ライバルであるフェルナンドのテーマ(*3)など評価の高い曲が多い。 これまで『New Story of Aura Battler DUNBINE』は機体と妖精のシルキーのみの登場と扱いが不遇だったが、本作で初めて主人公シオンら主要人物が登場し、まともな原作再現も行われた。 問題点 オリジナル 主人公、フォルカ・アルバークが強すぎる。寺田貴信プロデューサーは「パラメータの数値を打ち間違えた」とコメントしており、とんでもない強さに仕上がっている。 パラメーターでは格闘・防御がズバ抜けて高く、命中・回避においてもリアル系中堅どころと肩を並べるほど。精神コマンドも充実しており、所持スキルも格闘タイプ向きの技能を多数習得するため鬼のような攻撃力を誇る。さらには「強運」を所持しているため、一人で暴れまわったほうが収入が多くなるというオマケ付き。 搭乗機であるヤルダバオトも、得意の至近距離では低コスト高威力の必殺技で眼前の敵を粉砕していき、かつ格闘ロボでありながら下手な射撃ロボより優秀な遠隔攻撃まで持ち合わせる(*4)。序盤から終盤まで常に自軍のエースユニット。リアル系の運動性にスーパー系のHP・装甲を併せ持つ。唯一の難点は飛行ができないことぐらい。 中盤で強化形態であるヤルダバオト・神化になると飛行できるようになり、EN回復(小)がつき継戦能力も上がるため文句なしの本作最強ユニットとなり、無双し放題になる。 ちなみに本作の難易度はどちらかといえば低い部類に入るが、中盤から一定のターン数が経過するとマップ上に出現するオメガミサイル(*5)が非常に厄介であるため中盤の難度は少々高い。 版権 シナリオ面 シナリオは『ダンバイン』や『エスカフローネ』が優遇されがち。とはいえ扱いが上手いとも言い切れない。 この二つは異世界がメインの舞台なのだが、設定が融合されることなく独立した異世界として存在している。その上で「唐突に異世界へワープする」展開が嫌になるほど頻発し、世界ごとのエピソードがブツ切れになりながら進む。「一方の異世界から別の異世界に飛んで、また最初の異世界に戻ってくる」という展開も茶飯事。 また当てもなく転戦し続ける主人公軍を除き、異世界間の絡みは基本的に存在しない。原作にエピソードが存在するもののみ、地球へ侵攻してくることはある。 残りの新規参戦組である『メカンダーロボ』『ベターマン』『アクロバンチ』は扱いが悪く、特に『アクロバンチ』についてはほぼ空気参戦といえるレベル。 『ベターマン』は原作を知っていることが前提のように難解な専門用語をポンポン出してくるので、未見のプレイヤーは置いてきぼりをくらう。一方で原作に含まれる多くの伏線がカットされているため、原作視聴済みの人も違和感を覚える事がある。 『メカンダーロボ』は原作のストーリーを最後までなぞってはいるのだが、異世界転移を繰り返しているせいで原作再現が途切れ途切れになってしまい、印象が薄くなってしまっている。また敵のトップであるヘドロン皇帝が最後まで健在であるという点も中途半端(*6)。 『アクロバンチ』は初登場の時点で異世界転移に巻き込まれているので、終盤になってようやく地上に戻って来られるという程である。しかもゲーム中に登場するゴブリン一族は異世界で壊滅し、デーロスや残りの四天王等がゲームでは登場しないので、殆どシナリオに絡まないままである。 もし異世界転移していなかったら遺跡繋がりで『ベターマン』との絡みもあったのでは…といった残念がる意見もある。 既存の参戦作品はほとんどストーリーに絡まず、全体的に地味である。 ただし『ガンダムΖΖ』のリィナ・アーシタはオリジナル主人公との絡みで出番が多い。 機体性能面 エスカフローネは比較的序盤で正式参戦するが、回避率がそれほど高くなく、装甲も薄い。また雑誌などで紹介された「ドラグエナジストシステム」が導入されていない上に、全武器が移動後使用可能にもかかわらずバァンが精神コマンドの「突撃」(*7)を覚えるため、使える精神コマンドが実質的に1つ少ないなどかなり不遇。特に「突撃」についてはOPになぞらえて 「突撃はいらない」 とネタにされた。 メカンダーロボも序盤に参戦し、こちらは火力が高く命中率が低いという典型的なスーパーロボットといった性能。命中率は精神コマンドで補えるのでそこまで使いづらくはない。 アクロバンチは攻撃力・装甲も高い上に6人分の精神コマンドが使用可能と強力。ベターマン側の機体である覚醒人は攻撃・修理・補給の全てをこなす万能機になっている。しかしどちらも部隊への正式参入が非常に遅いのが難点。 システム 武器改造は近年の作品と同様、個別改造から一括改造に変更となったが、ユニットの「運動性」が命中率に影響したり、「限界反応」が残っていたりとシステム面では中途半端に古い部分が目に付く。 ユニットの特殊能力の兼ね合いで全体的に格闘系の機体が優遇され、射撃系の機体が冷遇気味。 この影響をモロに受けたのがUCガンダム勢で、とにかくオーラバトラーやガイメレフ(『エスカフローネ』に登場するロボットの総称)との相性が悪い。特にガイメレフは機体サイズSに加え特殊能力「ステルスマント(50%の確率で射撃武器を完全回避する)」を持つため、ニュータイプですらザコに攻撃を当てるのにリセットプレイが必須なレベル。 隠しユニットの数が少ない。 全て含めて8機。その内4機は上位版か下位版の違いのみ。またルート限定のユニットもあるので、入手できるのは事実上5機。 当時のスパロボではおなじみとなりつつあった「2周目以降の引継ぎ要素」は一切ない。 開発陣の方針なのか、COMPACTシリーズは『IMPACT』の最終資金引継ぎ以外周回引継ぎ要素はない。 PPによるパイロット強化が可能だが、取得PPに対して必要PPが高すぎる。 基本的には敵を一体倒すごとに1点入る。ステージクリア時にはターン数に応じ、最大11点を任意のパイロットへ振り分けられる。 一応PPの獲得量を2倍(パーツ+精神で4倍)にすることも可能だが、強化パーツの「リーンの翼」は機体能力を下げるのでデメリットが大きい(*8)、精神コマンド「修行」と「伝授」は習得がレベル30前後と遅すぎる(*9)上に消費SPもそれぞれ60に80と重すぎて使い勝手が悪い(*10)。 ちなみに能力値を一点強化するため必要なPPが5点。技能を習得する場合、いちばん安い「底力LV1」でも25PPが要求される。 結論として、一人のパイロットへ意識的にPPを集め続けてすら大した強化などできない。分散させた場合、自己満足的に能力値を数点ずつ伸ばしただけで終わってしまう(*11)。極論すると、PPはオマケと割り切ってしまうのが無難。こだわってみても、労力に見合うほどの効果は得られない。 前述のようにクリアデータの周回引き継ぎはないため、周回を重ねて少しずつ強化することもできない。ここまで来ると導入した意味が欠片もない。 『ゲッターロボG』の神隼人はバグにより大量のPPが簡単に入手でき、好きなだけ強化できる(通称「神(かみ)」隼人)。 一部名称に誤記が散見される。 分かりやすい例では、アクロバンチの必殺技「聖剣エクスキサーチ」が「エクスイサーチ」に、OVA版『ダンバイン』の主人公「シオン・ザバ」の名前が「シオン・サバ」になっている。 総評 主人公機の設定ミスやUCガンダム系の不遇もありゲームバランスは良いとは言えず、シナリオも評価は高くない。 しかしレアな参戦枠やオリジナル勢力などは評価されており、BGMやカットインなど演出面の出来も良い為、隠れた名作と評するファンも少なくない。 COMPACTシリーズの有終の美を飾れた…とは言い難い出来ではあるが、スパロボファンならプレイしてみる価値は間違いなくある。 その後の展開 後に『OGS』の追加シナリオ『OG2.5』、およびその完全版である『OG外伝』に本作のオリジナルキャラや機体が参戦。前者の時点では参戦に関する前情報が無かったため、本作を知るファンは驚愕した。 ここでもまたスタッフがパラメータの数値を打ち間違えたらしく、本作同様単機で無双するヤルダバオトの姿が…狙ってやったわけではないそうだが、つくづく打ち間違いに縁があるユニットである。(*12) なお『第2次OG』以降の作品には登場していない。 『無限のフロンティア EXCEED』では新しい「修羅」が主役を張っている。 余談 TVCMは、バンプレスト社内で参戦作品が書かれているメールを社員が読み上げ、そのラインナップのマイナーさに驚愕するという安上りなもの。派手目が多いスパロボのCMの中では異彩を放っている。 事前に広報されていた幾つかのシステムが未実装だったり、シナリオ間の接続も強引だったりすることから、「開発スケジュール上のトラブルがあったのではないか」と推測できる。それでもちゃんと遊べる出来ではあるのだが。 下手をするとCMの作成開始時に、広報できる(完成品に入っていることを保証できる)素材が存在しなかったんじゃないかという邪推もできなくはない。 一応、CMナレーションはプロ声優の中原茂氏が担当している。ショウ・ザマ、シオン・ザバ、トロワ・バートン、蘭堂ジュンと担当したキャラが4人も参戦しているスパロボなので正に適役。 すでに衰退していたワンダースワンでの作品ということもあって、15,000本しか生産されていない。 翌月に携帯機の中でも名作と称えられた『D』が発売したこともあってセールスは芳しくなかったようだ。 現在に至るまで一切移植・リメイクがされていない為、結構高めの中古価格をキープしている。むしろソフトを置いていること自体が珍しく、店によってはプレミア価格が付いていることもある。 本作に新規参戦した作品は、いずれも当時のスパロボであればお目にかかれないような顔ぶれであることが話題に挙がる。 本作で初めてシナリオ再現が行われた『New Story of Aura Battler DUNBINE』は、2019年の『T』までシオンの出番やシナリオ再現はないままであった。 『天空のエスカフローネ』と『ベターマン』は2019年に『X-Ω』に参戦。『ベターマン』は2021年に『DD』にも参戦し、『勇者王ガオガイガー』とのクロスオーバー作品である『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』が『30』に参戦した。 『アクロバンチ』と『メカンダーロボ』については今なお本作のみの参戦となっている。 「スパロボOGネットラジオ」では寺田プロデューサーの口から「自分の好きな作品を出そう!」という会議を行ったスパロボだと明かされた。マイナー寄りなのも納得できる作品ラインナップである。 後々、『疾風!アイアンリーガー』『ケロロ軍曹』『魔法騎士レイアース』のようなロボットバトルが主軸でないものや、『宇宙の騎士テッカマンブレード』『カウボーイビバップ』といったロボットものではない作品、戦艦が主役となる『宇宙戦艦ヤマト2199』『ふしぎの海のナディア』といった、本作以上に普通のスパロボであればお目にかかれない作品が増えていったこともあり、本作の特異性は薄れていくことになる。 シリーズ30周年時に行われた寺田貴信プロデューサーへのインタビューによれば、本作の開発期間は『スーパーロボット大戦α外伝』より短かったとのこと。同作の攻略本『一生楽しむ本』によれば、同作の開発期間は通常の半分の9ヶ月ということなので、それより短いとなると相当な短期間である。前述のシステムやシナリオの問題もこの短い開発期間が影響していると思われる。 また同インタビューでは、前述の好きな参戦作品を出そうということになった点について、開発期間が短い代わりに参戦作品は好きに決めてよいことになったと明かされている。
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スーパーロボット大戦COMPACT3 機種:WSC 作曲者:HUJIO NAOKO、SAMURAI、STUNNER、TANAKA MASAYUKI 開発元:バンプレスト、トーセ 発売元:バンプレスト 発売年:2003 概要 ワンダースワンでのスパロボシリーズの最後の作品。前作の『スーパーロボット大戦COMPACT2』とは直接的な繋がりは無い。 音楽はオリジナル・版権曲共にワンダースワンの音源を生かした良BGMが多い。 オリジナルの曲名は後に発売された『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』で明らかにされている。 収録曲 オリジナル曲(曲名判明分のみ) 曲名 作・編曲者 補足 順位 遥かなる戦い、開幕 明日への行進曲 招かれざる異邦人 愚か者たちの帝国 混沌へと続く行列 紅の修羅神 フォルカ・アルバークBGM 第3回マイナーレトロ95位 機神乱舞 NPC戦闘曲および味方増援BGM 第2回マイナーレトロ32位 修羅の掟 修羅王登場シーンBGM 業拳にて覇道を往く者 敵増援などマップ上イベントBGM 版権曲 曲名 作・編曲者 版権作品 補足 順位 夢の狩人 魔境伝説アクロバンチ 約束はいらない 天空のエスカフローネ EPISTLE 鎮-requiem- ベターマン 風-turbo- モビルスーツ戦~敵機襲来 機動戦士Zガンダム 正確な曲名は「モビルスーツ戦~交戦」 宇宙のジュドー 機動戦士ガンダムZZ SALLY 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア LAST IMPRESSION 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 聖戦士たち 聖戦士ダンバイン 戦火の爪あと 守護者 New Story of Aura Battler DUNBINE Zのテーマ マジンガーZ 勇者はマジンガー グレートマジンガー 不滅のマシンゲッターロボ ゲッターロボG コン・バトラーVのテーマ 超電磁ロボ コン・バトラーV トライアタック!メカンダーロボ 合身戦隊メカンダーロボ
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元ネタ:MYSTIC EYES(天空のエスカフローネ 和田弘樹) 作:ヤジオーディエンス そっぽ向いて 無視のSpeech bubble 押し寄せ 突然切れだしたAnger そう それが嫁 今 戦いのゴングが鳴る So just fight in the home 大騒ぎする この馬鹿者を 正せない Don t lose, hubby 恐そうな 君のLunatic wife 無慈悲な罵声で Preaching down 君だけが 悪者になるLife 果てない意地を張ってる もう止まらない 嫁の行動 君が疲れていくだけ 闇雲に逆らってく More and more 強気で容赦ないAnger 相容れない だけど無理して 泰然自若 きっと Hurt to part ふざけた嫁と 取っ組み合って いつまでも All about hubby 何もかも 壊すLunatic wife 付けこまれていく Time after time 君だけが怒りをためてCrush 散々な嫁に背を向け 叱るよりも早く忘れ 君を 守っていくために ねえ憂える 夫婦は辛い 腹に据えかねてる つけあがる 君のLunatic wife 本当の素顔で Punch your heart 君だけが 悪者になるLife 大きなMessになって もう止まらない 嫁の行動 君が疲れていくだけ 検索タグ アニメ フルコーラス 既男ネタ ヤジオーディエンス メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
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登録日:2023/02/11 Sat 21 27 09 更新日:2023/10/23 Mon 08 53 39NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 (かみ)“神”隼人バグ C3 SRW WS オメガミサイル オリジナル主人公機で無双出来る ゲーム スパロボ スパロボC3 スーパーロボット大戦 スーパーロボット大戦COMPACT3 バンダイ バンプレスト プレミアソフト ベターマン マイナーな参戦作品 ヤルダバオト ワンダースワン 合身戦隊メカンダーロボ 天空のエスカフローネ 格闘攻撃優遇、射撃攻撃冷遇気味 異世界に飛ばされた→また別の異世界に飛ばされた 異世界転移しまくり 突撃はいらない 紅の修羅神 魔境伝説アクロバンチ 『スーパーロボット大戦COMPACT3』は、2003年7月17日にワンダースワンカラーでリリースされたゲーム作品。 COMPACTシリーズのナンバリング3作目にして最終作。また、バンプレストとしても最後のワンダースワンソフト。 出荷本数がわずか15000本と少なく、現在ではシリーズのプレミアタイトル筆頭となっている。 CM お、メール。なになに… ガンダム、ベターマン、エスカフローネ…お、ダンバイン復活! マジンガー、ゲッターにコンバトラー… メカンダーロボにアクロバンチ!? …マジ? マジです。 ワンダースワンカラー・スワンクリスタル スーパーロボット大戦COMPACT3 パソコンに届いたメールに記されていた参戦作品を見て男性が驚く…というシンプルなCM。 【概要】 発売時期が『スーパーロボット大戦D』に近く、そちらに話題を持っていかれた上、 ハードの普及率などの影響もあってシリーズでもマイナーな作品。 参戦作品もマイナーどころが揃っており、本作にしか参戦していない作品も存在する。(*1) CMでも上記の通り、このマイナーさを揶揄する内容となっている。 主人公は『OG外伝』で有名になったフォルカ・アルバーク。 【ストーリー】 宇宙世紀00XX。 地球は過去最大の危機を乗り切ったように見えた… 地球上ではDr.ヘル、ミケーネ帝国、百鬼一族が打倒され、キャンベル星人との戦いも最後を迎えつつある。 宇宙ではティターンズを初め、ハマーン率いるネオ・ジオン軍、そこから派生したグレミー軍、そしてトレーズ率いるOZ… これらの組織もほぼ沈黙し、比較的規模の大きかったティターンズに残党が集結している状況だった。 地球は過去最大の危機を乗り切ったように見えた… だが、状況を軽く見た連邦は数々の戦歴を残すアーガマ隊を特別遊撃部隊とし、残りの戦いを押し付けてしまったのである。またか 地上においても、それまで協力していたスーパーロボット達へのバックアップも突如中断されてしまった… そんな状態になって半年… 各組織残党の一掃は遅々として進まず、世論から吹き上がる批判に対し、 連邦は責任の擦り付けあいを続けるのみで、何ら解決策を出せずにいた。 そして今、まさに新しい戦乱が地球上に降り注ごうとしていた… 【システム】 COMPACTシリーズ共通のシステムである「フリーオーダーシナリオ」は本作でも継承。 『COMPACT2』で登場した援護システムも引き続き採用されており、今作では援護に入るか否かを選択できるようになった。 本体に登録したプレイヤーデータで習得する精神コマンドが変化する「パーソナルデータテーブル」は削除されたため、ユニットの使い勝手がプレイヤーで異なることはなくなっている。 これらに加え、COMPACTでは唯一となるパイロット養成が実装されている。 敵を倒したりステージクリア時のボーナスで得たパイロットポイントを消費してステータスを上げたり、特殊技能を習得させることが可能。 ただし、本作では敵撃破で得られるPPが少なめのため、PP獲得量を増加させる精神コマンドを使っても2ポイント程度しか得られない時もあり、 集中的に稼がせたりボーナスPPを割り振ってようやく育成することが出来るバランスのため、ろくすっぽ強化に使えなかったりする。 また、歴代シリーズでも珍しいことに今作は宇宙マップが存在せず、地形適応も陸・海・空の3つだけとなっている。 なお、本作では『ダンバイン』のバイストン・ウェルと『エスカフローネ』の惑星ガイアという共に異世界を舞台とした両作品の舞台が融合される事がなく、別々に分かれて存在している。 そのため、ストーリーではしょっちゅういきなり異世界に飛ばされがちになりがちで、 地球→バイストン・ウェル→惑星ガイア→バイストン・ウェル→地球(コンギスター軍が襲来している)→700年後のバイストン・ウェル→バイストン・ウェル→惑星ガイア→地球 ……と、 とにかく目まぐるしく転移しまくり、そのため、各世界ごとのエピソードがブツ切れになりながら進む事になる。 最近のスパロボでも並行世界をテーマにしたり、異世界を舞台にした別の版権作品が参戦したりする事も珍しくなくなったのだが、ここまで何度も異世界に飛ばされまくるというのも異例としか言わざるを得ない。 さらに周回引継ぎは存在しなかったり、隠し要素も極端に少ないなどの問題点も多い。しかしオリジナル主人公機のヤルダバオトなど、強力過ぎるユニットも存在するためか全体的な難易度自体は低めであるため、もし手に入れる機会があったら遊んで見て欲しい。 【参戦作品】 (★は初参戦作品) ☆機動戦士Ζガンダム ☆機動戦士ガンダムΖΖ ☆機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ☆新機動戦記ガンダムW Endless Waltz ☆聖戦士ダンバイン(New Story of Aura Battler DUNBINE含む) ★ベターマン ★天空のエスカフローネ ☆マジンガーZ ☆グレートマジンガー ☆ゲッターロボG ☆真ゲッターロボ(原作漫画版) ☆超電磁ロボ コン・バトラーV ★合身戦隊メカンダーロボ ★魔境伝説アクロバンチ 全体的に見ると初参戦作品とダンバイン系は原作シナリオの再現されている事が多いが、一方でガンダムやマジンガーなどといったシリーズ常連作品はいるだけ参戦になっているケースが多い印象となっている。 各参戦作品ごとの扱い ○ガンダムシリーズ シナリオ再現も特にないいるだけ参戦で、ザク系の機体もいないという始末。 一応、ティターンズ残党や、ラカンらのネオジオン残党、マリーメイア軍残党との戦いがあるが、シロッコやハマーンといった大ボスは登場せずジェリドが目立つ程度。 他にジュドーの妹のリィナ・アーシタがパイロットになっている珍しい作品でもあり、シナリオ面でもフォルカと絡むなど優遇されている。 一方、オーラバリアが射撃耐性になったり、射撃を50%の確率で回避するステルスマントの存在もあって戦闘面ではやや不遇ぎみ。 射程外から攻撃しやすいνガンダムや相変わらずMAP兵器の使い勝手が良いΖΖガンダムなど強力なユニットは揃っているが…。 一方で、格闘メインのガンダムデスサイズヘルなどは活躍させやすく、特に『UC(宇宙世紀)』系よりも『W』勢の方が活躍しやすい。 ○聖戦士ダンバイン COMPACTシリーズでは毎度再現のあるダンバインは今回も優遇されている。 原作序盤から再現されているため、当初はショウが敵として登場するなど珍しい描写も多い。 残念ながらOVAとの絡みは薄めで、両作品の関係性などは掘り下げられない。 ユニットとしてはショウ達の母艦ゼラーナ(*2)や支援機フォウ、マーベルの序盤の乗機ダーナ・オシーなどが初登場。 ダンバインがフォウやウイングキャリバーと合体できるなど、やはり珍しいユニットが登場する。 上記の通り、ガンダム系がやや不遇な面があるので、比較的オーラバトラー系は戦いやすいと言える。 特にビルバインは囮役としても活躍してくれる。 ○New Story of Aura Battler DUNBINE シリーズで初めてシオン・ザバら、原作キャラが登場。原作のシナリオが再現されておりTV版ダンバインとOVA版ダンバインの二つのバイストン・ウェルが存在する事に。 これに伴いサーバインが確定入手になったが、全武器射程1だったり合体攻撃もないので、シオンをダンバインに乗せ換えるのも選択肢に入る。 ズワウスは敵専用なので入手できない。 ○ベターマン ダンバインに次いでシナリオ再現がしっかりされている作品。 ただ、原作からして難解な要素だらけでテキストも限られている本作では内容を理解するのは少し難しいため、原作も視聴して理解しておかないといけない。 本筋に絡む部分だけ再現されているので、原作で印象的だったへーちんの発狂などのトラウマイベントの方がなかったり。 自軍に参戦するのは覚醒人1号とティランの2機のみで、ベターマンはスポット参戦のNPCユニット。 覚醒人自体もスポット参戦だらけで正式加入は遅め。今作の乳揺れ要員で、バインバイン揺れる。 性能としては覚醒人1号は戦闘もできる修理・補給機であり、多人数乗れてEN回復を持つオーラバトラーと言っても良いので十分改造を加えておいたりすれば主力としても使える。 ボダイジュ=トゥルバは登場しないのだが、容量や音源の都合かラミア用BGMは「嵐-turbo-」になっている。 ○天空のエスカフローネ 序盤から再現されており、戦闘に参加しない主人公ひとみもそこそこ出番がある。 しかし、中盤が大幅に端折られているため恋愛要素はバッサリカット。ディランドゥ関連はしっかり再現されている。 ボス等で流れるBGM「EPISTLE」はコーラスのパートがサンプリング音源で再現されており携帯機とは思えない迫力がある。 ユニットとしては当然ながら格闘メインだが、有射程なのでそれなりに使える。 原作の重厚感を再現したためか、Sサイズながら避けない上、防御力も低めなので、底力を習得させたり運動性をガッツリ強化するなどのフォローは必要。 バァンが「突撃」を覚えるのに全ての武器がP属性なので、主題歌になぞらえて「突撃はいらない」なんて言われ様も…。 ○マジンガーシリーズ 名前付きのボスキャラも登場しないいるだけ参戦。 マジンガーZとグレートマジンガーは序盤の分岐で選択した方が先に加入し、選択しなかった方の加入は中盤にずれる。 ゲッターとコン・バトラーの加入に影響する。 COMPACTシリーズでは合体攻撃が初実装。 しかし、序盤から中盤までオーラバトラーやガイメレフといったSサイズの敵が多いため、必中は必須。 とはいえ、精神コマンドが人数分使える合体ロボット系の機体に使い勝手では負けてしまうかもしれない。 BGM「Zのテーマ」のやたらクリアな「ゼェーット!」ボイス、同じくクリアなBGM「勇者はマジンガー」の「シュシュッシュ、パンパンパパン!」は必聴。 ○ゲッターロボ いるだけ参戦。グレートマジンガーの加入後に参戦するため、序盤の選択で加入時期がずれる。 序盤に加入させるとゲッターロボGと隠しユニットでメカ胡蝶鬼が、中盤に加入させると真ゲッターとメカ鉄甲鬼が加入する。 攻撃力では真ゲッターの方が上だが、ゲッターGのみ回避能力のオープンゲットを持ち、 ライガーやポセイドンがゲッターチェンジアタックを使えるので変形時の使い勝手が上がるといった差別化がされている。 隼人のPPを9999にカンストさせ、最強パイロット神(かみ)隼人に出来るバグ技で有名。 本作のスーパー系は冷遇がちだが、これを使えばあっという間に主力に出来るのでオススメである。 ○超電磁ロボ コン・バトラーV マジンガーZの加入後に参戦するため、序盤の選択で加入時期がずれる。 どちらの時期でも加入時にガルーダ、オレアナとの決戦が描かれるが、原作後半に登場するジャネラらは未登場で加入後は事実上のいるだけ参戦の存在になる。 相変わらずの5人乗り、高火力スーパーロボットとして活躍可能。 しかしやや命中率の低さがあるのでオーラバトラー相手などは必中必須。 さらにアクロバンチが参入するとそのお株も奪われてしまう点もあるが、精神コマンドの豊富さはありがたいので戦いやすい方だろう。 ○合身戦隊メカンダーロボ 何と言ってもオメガミサイルの印象が強い。 加入後のシナリオでは一定ターンが経過するとマップ上にオメガミサイルが出現し、自爆で広範囲に大ダメージを与えて来る。 オメガミサイルのダメージは特殊能力での軽減が出来ないため、囮を使う程度しか対策がない厄介な存在。 出現するのはシーン3の第10話〜第15話までの間のみだが、プレイヤーの記憶に残るイベントとなっている。 開発時はメカンダーロボの合体・分離に合わせて出現するシステムになる予定だったらしい。 シナリオではジミーと母メデューサ将軍の物語やオメガミサイル関連がピックアップされ、大筋は再現されている。 メカンダーロボはメカンダーMAXへの分離変形のみが再現されており、後半の分離形態やトライマックスは未登場。 一度破壊されてしまうイベントやパイロット追加といった部分は再現されている。 性能としてはジミーが命中率が低いせいで必中なしではオーラバトラー相手などでは当たるのもままならないのだが、「復讐」スキルを初期で持っているので生かすなら竜介の鉄壁と共に必中をかけておくと良いだろう。 一度破壊されるイベントを遂げるとパイロットが1人増えるので、精神コマンド面も充実するのも○。 BGMの「トライアタック!メカンダーロボ」は携帯機でありながら「トライアタック!」のかけ声が収録されている。 ○魔境伝説アクロバンチ 初参戦だが唯一原作シナリオの再現が一切ない。クワスチカ?何それおいしいの? 昔のゴーショーグンのごとく、何度か転移したところに自軍が居合わせるといった形でスポット参戦し、後半でようやく加入する。 敵側も白軍鬼シーラと黒軍鬼グロイジの二人しか登場せず、決着も独自展開で付いてしまう。 ただし、原作が地球滅亡エンドなので再現しにくかった事は理解できるだろう。 ユニットとしてはコン・バトラーを上回る6人乗りで、戦闘能力も冷遇がちのスーパー系の中で高いなど優遇されている。 必中持ちが3人いるため当てにくいといった事もまずない。参戦加入が遅いのが惜しいところだ。 さらに強化パーツの「ひとみのペンダント」を付けると鬼に金棒。 ちなみにアクロバンチも蘭堂ファミリーにとって『動いて戦う住処』と言うべき存在なので、後に出る“史上最強の家”ロボットの先祖だったり。 余談だが、資料が足りなかったのか、キャラクターの名前や武器名にやたらと誤字が多い。 【オリジナルキャラクター】 ・フォルカ・アルバーク 本作の主人公。異世界「修羅界」出身の青年。 闘争だけが全ての修羅でありながら御前試合で兄弟同然に育ったフェルナンドの命を奪うことが出来ず、修羅の掟に反したため追われる身となった。 リィナとの対話を経て修羅の在り方に疑問を持ち、追ってくる昔の仲間たちを相手に戦いを繰り広げる。 寺田貴信氏いわく「パラメーターを打ち間違えた」というほど突出して強く設定されており、 「ヤルダバオト一機でクリアできる」などという誇張した表現もあるほど。 ・フェルナンド・アルバーク フォルカの義兄弟でライバルキャラ。 御前試合で情けをかけられ、生き恥を晒すことになったことに憤慨しておりフォルカを強く憎んでいる。 本作のみアルバーク姓で、OG外伝では「フェルナンド・アルドゥク」に改名された。 ・アルティス・タール フォルカ、フェルナンドの義兄で将軍。通称「閃光のアルティス」。 修羅王に次ぐ実力者で、修羅の未来を憂いている。 ・メイシス・マルク アルティスの恋人で、男性社会の修羅において将軍に上り詰めた女傑。通称「氷槍のメイシス」。 恋人の義弟であるフォルカとも幼馴染だが、反逆者となったフォルカを追い詰める。 ・マグナス・アルド 修羅の将軍の一人で通称「重震のマグナス」。 極度の肥満かつ粗暴な性格で、ミザルの右腕を自称する。 ・アリオン・ルカダ 将軍に匹敵する実力を持つ上級修羅。 自由を愛する飄々とした性格で、「自由戦士」を自称する。 ・アルコ・カトワール ミザルの部下の下級修羅。変身能力の使い手で、ミザルの命令で様々な工作を行う。 ・ミザル・トゥバル 修羅唯一の軍師。通称「激震のミザル」。 修羅王の頭脳として振る舞いながら、修羅王を倒して成り代わろうとしている野心家。 暗躍を続けるが、大半の修羅にその野心を見透かされている。 ・修羅王アルカイド 修羅たちの王にして本作のラスボス。 とある理由で修羅たちを地球へ転移させ、新たな混乱を巻き起こす。 【オリジナルメカ】 ・ヤルダバオト フォルカが搭乗する紅の修羅神。 フォルカの動きをトレースし、「機神拳」という拳法やオーラを放つ技を主体として戦闘する。 他が2頭身の中、3頭身のドット絵になっている他、必殺技の轟覇機神拳はOGと違って乱舞の後に右ストレートを放つ技になっている。 ・ビレフォール フェルナンドが搭乗する蒼の修羅神。 ヤルダバオトとは兄弟機にあたり、戦闘方法も似ている。 ・マルディクト アルティスが搭乗する修羅神。 人馬型で炎の覇気を纏った攻撃を得意とする。 ・ペイリネス メイシスが搭乗する修羅神。 覇気で生み出した氷の槍や吹雪を使って攻撃する。 ・アンドラス マグナスが搭乗する修羅神。 本人同様の巨体が特徴で、高い防御力を誇る。 ・アガレス アリオンが搭乗する馬のような顔の修羅神。 スピードタイプで分身能力を備える。 ・グラシャラボラス ミザルが搭乗する修羅神。 両足がドリルになっているのが特徴。 ・エクスティム 修羅王が搭乗する修羅神。 追記・修正は、地球とバイストン・ウェル、惑星ガイアを何度も転移しまくって来てからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ドットで乳揺れ! -- 名無しさん (2023-02-11 22 38 28) 色々話数を増やしてリメイクってのも見てみたい -- 名無しさん (2023-02-11 23 34 09) 「実際にプレイしたことがある人物そのものが珍しい」とまで言わしめる作品。 -- 名無しさん (2023-02-12 00 01 21) 修羅の面々が北斗の拳オマージュなのは言うまでもない……んだけど、COMPACTシリーズ共通のテーマ「遥かなる戦い、開幕」のイントロまで北拳チックになっているのが面白い -- 名無しさん (2023-02-12 01 10 03) 参戦作品がやたらマイナーなのはスタッフが好きな作品出そうぜ!って盛り上がった結果、らしい(いつだかのラジオで言ってたとか) -- 名無しさん (2023-02-12 01 48 12) 「なかなか立たなかった項目」というタグがつかない程マイナーだよな本当に…。 -- 名無しさん (2023-02-12 09 36 02) ダンバイン単品のゲームでもゼラーナは非母艦だった。オーラバトルシップとの差別化にはそういう扱いせにゃならんのかもね -- 名無しさん (2023-02-12 09 50 26) ただまぁ、格納庫にハッチすらないゼラーナをスパロボで母艦として扱うには絵面的に厳しい感は否めない。というか外から丸見えの格納庫があるせいでオーラバトラーよりデカいのを格納するごまかしが利き辛そうだし -- 名無しさん (2023-02-12 10 07 09) ヤルダバオトはOGでも強いしスタッフの贔屓枠なんか -- 名無しさん (2023-02-12 11 39 16) 数字の打ち間違いはOGでの話だと思ってた -- 名無しさん (2023-02-12 12 04 55) エスカフローネの劇版曲の再限度がやたら高い所もポイント -- 名無しさん (2023-02-12 12 19 29) GBA版第二次とか配信終了系を除くと一番入手難易度が高いスパロボ -- 名無しさん (2023-02-12 12 58 08) C3の「数字の打ち間違い」は怪しいけどまあ有り得る範囲 OGの数値の打ち間違いは間違いなくわざと -- 名無しさん (2023-02-13 00 11 36) ゼラーナ「戦艦扱いじゃないのって?いやいやスーパーロボットたちを格納したら底が抜けますがな」、アーガマ「……」 -- 名無しさん (2023-02-17 19 59 23) ダンバイン(OVA含む)とアクロバンチで主演やってた縁からかCMのボイスオーバーが中原茂さんだったね -- 名無しさん (2023-02-17 20 05 32) IMPACTの続編としてリメイクして欲しい、虐シャアルートいかなかった感じのやつ -- 名無しさん (2023-02-18 14 19 07) ↑↑Wのトロワも含めると中原茂キャラが4人いる事になる。 -- 名無しさん (2023-02-20 18 28 35) 宇宙世紀系パイロットがあまり活躍出来ない(アムロ・リガズィのパイロット以外)スーパー系もオーラバトラー相手とかでは当てづらい点もあったりと苦しい点も多いけど、ヤルダバオトとデスサイズヘルカスタム、バグで強化した隼人、ビルバイン&ダンバイン、遠くから攻撃出来るウィングゼロ&ヘビーアームズ、アクロバンチとか合体ロボット系は強くて使い勝手が良かった。 -- 名無しさん (2023-02-20 18 31 49) 戦闘は全てヤルダバオト任せという文字通り単騎でクリア出来たゲーム -- 名無しさん (2023-10-23 08 53 39) 名前 コメント
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